2013-01-14 09.19.17

夜明け前、音もなく降り出した粉雪は、朝8時には銀世界を作り、それでも降り止むことなく、しだいに猛吹雪となって行った。

荷物を積み込み、インターチェンジに向かって車を走らせると、カーナビに不穏な表示。インターチェンジ入り口では冬タイヤの装備を聞かれたのみだったが、中央道を走行中、まったく予期していなかった通行止めとなった。

大雪警報がでていたにもかかわらず、また前夜に、インターチェンジに滑り込む車の列にでくわしたのにもかかわらず、それほどの雪は降らないだろうとタカをくくり、山小屋に長逗留をしたツケである。

国道20号へ下りてはじめて雪の怖さが見えてきたのだから、経験がないというのはとても恐ろしいことだ。
たとえ自分の車がフル装備をしていても、ほかの車が同じ状態とは限らないということに、そこではじめて気づいたのである。

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突然の大雪に、スタックして動かない乗用車や、すべって道を阻むトラックで、20号はほとんど動けない状態。
交通整理をする人もいなければ、JAFの助けもこない。
吹きすさぶ雪が視界をおおい、百メートル先も見えない。
フロントガラスに降り積もる雪を車外に出て払わなければ、ワイパーが動かなくなる。そんな経験は初めてだった。

ガソリンがあれば、いざとなれば暖房をつけて路駐で一晩越せるとも考えたが、この年の各地の大雪で、車の排気口を雪が覆い、一酸化炭素中毒事故が起こった。

渋滞したまま車が雪に埋まってしまえば、一晩待つことなく同じ事故が起こりえたということに、後日、身震いする。

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情報もほとんどない猛雪の大渋滞の中を結局、11時間かけて無事帰宅した。

文明の力も、自然の猛威の前にはとても弱いものだということを、帰り道、反省とともにつくづく思った。教訓である。

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